ネタバレ考察 シェルノサージュ 崩壊編 第一幕

も、もう一週間経ったし第二幕の内容も出たし良いよね(配信2日後深夜より)。

シェルノサージュ 崩壊編 第一幕のネタバレ考察です。

崩壊編 第一幕を終えた人は大体こう思うでしょう。

「早く続きを見せてくれ」、と。

開発記録によるとセカイパックVol.6は5月下旬にリリースされこれまでのサイクルに戻るらしいので少々の我慢です。

そんなわけであまり材料がないのも確かなのですが、今までの内容とも合わせていくつか考えてみたいと思います。

カノンのジェノム「COSAL(コーザル)」についての雑感

カノンが同調しているジェノムがジェノムの王COSAL(コーザル)だというのは明らかになっていますが、ジェノム「アルメティカ」は次のようなことを言っています。

史上最年少の調停院大司教の誕生とあって、それはえらい騒ぎだったでなぁ。

あのときすでにCOSALとの同調をすませておったのじゃろう?

この問に対してカノンは肯定しています。

一方で「ジェノム・トロン教本」によれば、

皇帝即位の為の3年間の儀式前に声帯が潰れる際、ジェノムはそれを永久的なものとして認識する。(中略)故にジェノムはまず間違いなく逃げるのである。

皇位継承の儀の前に皇女は一度声帯を潰されます。その後声帯を再生するのですが、この声帯はジェノムから見ると以前のものとは全く別なものだと判断されます。つまり幼少時に大司教になったときのカノンの声帯と、試練に赴いたときのカノンの声帯は(ジェノムから見て)全く別のものだということです。

それでもなお同調しているジェノムが変わっていないのは異例と言えます。幼少時からの付き合いなのであればコーザルにとっても相手はカノンしかいない=例え声帯が変わっても再度ハーモニクスを行うといったことは考えられます。それだけ強い絆と利害関係で結ばれているのでしょう。

カノンの正体について

カノンが話すには天文総統のリーヴェルト曰く「カノイールが正当なる皇位継承権者でないことを、天文はすでに把握している」。皇位継承権は基本的には(遠縁でも良いので)皇族と血の繋がりのある者、ということになっていますがこれにカノンが該当しないという指摘です。

またアルメティカとの会話でカノンの二の腕をぷにぷにさせてくださいの内側に「229」という数字が刻まれていることがわかりました。これは「ドゥドゥ・ノエチウム」と読みカノンは意味こそわからないまでも聞き覚えがあるとのこと。その意味を求め幕の終わりで縦貫坑道へと向かったわけです。

ちなみにドゥドゥと聞くとPSO2プレイヤーとしては胃が痛いです。

閑話休題。

身体の一部に数字が刻まれているというと普通は人造人間的な何かを想起させます。地文は古くから遺伝子についての研究を続けており、仮に「ジェノムの王コーザルと同調できる遺伝子を持った人間を作り出すプロジェクト」なんかが裏で行われていてもそんなに不思議ではありません。

一方でスペシャル寵愛において土屋さんは(ネイの持つ特異性について)「天然と養殖が居る」と発言しています。ネイの正体については「おそらく人型ジェノム」だという見方が強いですが、こうして遺伝子をあれこれするプロジェクトが存在していることを示唆しています。

さらに詩魔法はそれがどんなに強力なものであっても普通は謳い手のポテンシャルを超えて発動することはありませんが、天地咆哮では明らかなオーバーロードが確認されています。これもカノンが普通の人間ではないという判断材料になります。

「ドゥドゥ・ノエチウム」という読み自体については良くわかりません。ただ229がただの番号ではないのだという意図は汲み取れます。

レオンの暗躍

ネプトロン事件で封印されたはずなのですがどうやらまだ動けるようです。ノエルが言うにはアルメティカにいる数名のシェルノトロンがレオンに使われた形跡があるとのこと。さらに大法要のタイミングに合わせてPLASMA本部内143階端末集積室において顕在しています。

一体何をしようとしているのか、現時点でその目的は不明ですが、いずれにしろまだ外に出ることを諦めていないのは確かです。

ター坊の不審な行動

試練編 第一幕において亡くなったプラムが持っていたシェルノトロンは実は「シェルノトロンとして機能するG2トロン」でした。これはシェルノトロンの使用レベル2以上を規制されている状況下(鼻歌でお湯すら沸かせない)においてもレベル4まで使用出来るものだそうです。

レベル4というとちょうど「Ahih rei-yah」の際にター坊がチェイン宣言の際に使っていたのが精神階層レベル4のa-to-rai(アトライ)なので、バイオスの使用レベルとイコールではでしょうが結構いろいろ出来るレベルなんだろうと察せます。

そして、このG2トロンを動かしたあたりからター坊の行動がおかしくなっています。具体的には

  • PLASMAの警備をものともせず大法要についてきた。
  • 軟禁状態で情報を得る機会がなかったにも関わらずアルメティカ図書館への道を知っていた。
  • PLASMAの指揮命令系統をなぜか掌握していた。
  • イオンを「ジェノミライでオレを助けてくれる存在だ」と発言していた。
  • 後日そのときの記憶が一切ない。

これらと、

  • シェルノトロンとして機能するG2トロン。
  • それをプラムが持っていた。
  • 白鷹とノエルは第三幕においてシェルノトロンとして機能するG2トロンを実現していた。

という事実を照らし合わせると、1つの仮説が浮かびます。

つまりこのG2トロンはノエルが主体となって作成し、それが白鷹から弟であるプラムに渡っていた。そしてこのG2トロンをター坊が使用したときからノエルがター坊を一時的に操りイオン達を導いていたという可能性です。こう考えるとノエルの思惑は不明なままですが一応辻褄は合います。

イオンの不穏な発言

カノンと共にアルメティカ図書館へ向かう際、次のような発言をしています。

だってわたし……ずっとここにはいられないと思うから……。

「ここ」がどこを指すのか漠然としていますが、イオンには何らかのタイムリミットが存在するということです。今はこれしか言えませんが、よく覚えておいたほうがいい気がします。

シェルノトロン規制の裏にある天文の秘密

まず思い当たるのは「レオンは生命体だった」という事実です。レオンが危険な存在なので一時的に抑えこんでおこうという目論見です。

同時に精神スペクトラムがイオンと完全に一致(=作中の解説からして完全に同一人物という意味)という部分にもまだ謎が残されています。

レオンの正体とも関係してくるのでしょうが、レオンに乗っ取られたときのイオンはレオンの精神世界を一面の闇としてしか認識出来ませんでした。これはスペシャル寵愛で次のように触れられています。

  • イオンが閉じ込められた暗い場所は一体何処?
  • レオン「この世界も悪くはないけどあなたには波長が違うから見えないわね。」
  • イオンにとっては真っ暗だがレオンにとっては何かが見えていた、何かが存在しているかもしれない世界。

以前試練編 最終幕の考察で「レオンは別の可能性世界から連れて来られたイオンだ」という主張をしてみましたが、これだけだと精神スペクトラム的には同一人物のはずなのに波長が違うという矛盾を抱えています。

本件は「波長」の定義にもよりますね。

ここで波動科学について土屋さん自ら解説されている「アルシエル・テクニカルデータ編纂室【第14回】」を持ってきます。この特集によると、

波動の種類を1つ1つ説明するのは困難です。それは、全ての波動は「状態を周囲に伝達する」という目的でしかないからです。それはD波もH波もU波も他の波も全てそうです。
例えばD波は物質波と呼ばれていますが、それは我々がD波を目で見る事が出来(厳密にはD波の干渉によって消滅、反射したD波を目が計算する事が出来る)、D波の濃淡によって衝突が起こったり(これもD波の反発によるものです)する為です。

また、他の恒星系ではD波ではなくR波に生きる世界(R波が物質波になっている世界)もあります。それらの波は波としての物理特性や指向性が有るわけではなく、次元が違うだけであり、その世界でどのように使われているかはその世界(惑星系など)が決めているに過ぎないのです。

ここから、ラ・シェーラにおける精神スペクトラム(=定常H波のFFTスペクトラム)が同じな個体同士(イオンとレオン)であっても、レオンが元々いた別の恒星以上の次元においては精神波がH波以外の別の波動に司られているのであれば、精神をH波でしか観測できないイオンがレオンの精神世界を覗いても波の種類が違うので少なくともレオンと同じようには見えないということになります。少し複雑ですが大体これであの暗い空間の説明がつきます。

よってレオンとイオンは同一人物という予想は変わりませんが、それぞれが属する次元の性質は異なるといった点を追加してみます。

地文の不正疑惑

先のカノンの正体とも関連しますが、ここに来てますますきな臭い感じが出て来ました。

遺伝子の質になによりも重きを置く地文としては、究極の遺伝子を持つ人間を作りたがるといった流れは自然だと思います。その人間がカノンなのでしょうか?

謎の組織クオンタイズ

プラネタリー・メゾンとコロン・フォーシズンが絡んでいることからしてノエルが属する組織なのではないかと思います。今のところそれしか考えられません。

クオンタイズというと音楽用語で「タイミングのズレ補正」みたいな意味ですが、全てが波動で出来ているとする世界観の元ではその世界を正しい方向に導いていくいわゆるレジスタンスのような組織なのでしょう。これは崩壊編第二幕を楽しみにしましょう。

イオンの正体について

もう毎回これを書いています。たぶんゲームが終わるまで書き続けることになると思うのですが、ちょっとおさらいをしておきましょう。

現在イオンと呼べる人物は次の3名が挙がっています。

  1. AGENT-PACKにて「ユ」で始まる名前で監禁及び人体実験をされていた少女
  2. 皇位継承の儀を経験した皇女イオン
  3. コミュニケーションパートで我々が見ている少女イオン

それぞれが何者かという話ですが1の少女は無理矢理皇女イオンであることを強制されています。しかしだからといって2と同一人物であるとは一番最初の考察でやった「時系列の矛盾」が引っかかっており断言できません(試練の最中にルウレイさんに作ってもらった服を拉致監禁時に作成されたと想われる資料で着ているので1→2が時系列的に繋がらない)。

3についても1→3の流れに矛盾らしきものはないですが、デートスポットで学校に通っていただとかこちらの世界の常識を思い出していたりと何者なのかが全然わかりません。

また勝手な感想ですが、コミュニケーションパートのイオンはプレイヤーにとって都合が良すぎます。全力であなた色に染まる姿勢を見せています。あなた色に染まると聞いて真っ先に浮かぶのがレオンです。あのイオンちゃん、実はレオンだったりして。

ところで方々で言われていますが「ユ」というとアルトネリコシリーズの星の意志に太陽神「天」系の最高神として「那由他羅(なゆだら=ユークリッダ)」というのがいて、かつ「ラ・シェール」の歌詞にもこれはたぶん「非常に遠い」という意味でしょうが登場しています。無関係ではないでしょう。

遥か那由他羅の命の波も
真に思へば手のひらへと
ふたつ ふたりの 魂惹かれ逢い
くるり くるり くるりと舞い踊る

—– ここまで趣味 —–

—– ここからも趣味 —–

この話はしたかどうかうろ覚えなんですが、パッケージ画像にもなっているこの画像。

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未公開ポスターの時点から変わらずイオンちゃんが左手に赤蓮華(しゃくれんげ)、右手に青蓮華を持っているんですよね。蓮華というとAhih rei-yahでも登場しましたが仏教では有名な象徴で、そこでも詳しくはググって貰うとして赤蓮華(パドマ)は「大悲の心に赤く染めていく救済の働きの象徴」で青蓮華(ウトパラ)は「大悲救済の働きは煩悩との闘いで、それは真の自己の確立という働きとなっていく。この力強い働きの象徴」という、今までのストーリーそのものが表現されているんですね。

となるとそれを両手に持っているイオンは観音様だということになり(以下略

—–

ネタがないと言っておきながら結構書いてしまいました。そろそろ過去の考察と矛盾が出てくる頃だと思うので、変なところがあればツッコミお願いします。

にしても早く次をやりたい。

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