【電撃オンライン】 シェルノサージュ 土屋暁ディレクターの読者質問回答コーナー

順番が前後して申し訳ないのですが、電撃オンラインにて読者から寄せられた質問について土屋さんのコメントが掲載されています。

『シェルノサージュ ~失われた星へ捧ぐ詩~』土屋暁ディレクターが電撃オンライン読者の質問に答えます! – 電撃オンライン

http://news.dengeki.com/elem/000/000/501/501682/

詳しい内容は記事を見ていただくとして、設定的な部分だけ抜粋しておきます。
しかも今ちょっと時間がないのでとりま引用オンリー。

――『シェルノサージュ』というタイトルは、どういう意味で付けられたのでしょうか。

 日本語として安定するアクセントとしては、“シェルノ / サージュ”という感じになります。ですのでよく“シェルノ”と略したりするのですが、実際は“シェル / ノサージュ”が正しい分割線となります。

では、それぞれの単語がどんな意味かと申しますと、“シェル”に関してはもう再三出ている単語ですので皆様もおわかりいただけていると思いますが、“世界”という意味となります。では“サージュ”は何かと申しますと、(もしかしたらご存知の方もいらっしゃるかも知れませんが)とある言語で“少女”を意味する音なのです。だいたいどのような意味になるか、あとはご想像できるかと思います。

 この「サージュ」なんですが、surgeは英独仏ともに大体「急上昇、活性化、感情の高まり、大波、うねり、波動」と言った意味で特に少女そのものズバリな言語は見当たりませんでした。

ここでアルトネリコシリーズに登場するヒュムノス語には少女という意味の単語「sasye(サシェ)」があります。surgeの英訳とも設定的には辻褄が合う(ここでなんで合うのかわからなければ聞いてください3時間くらい話します!)のでまあこれでいいのかなあ…?

サージュコンチェルトという“世界”は、もちろんゲームでの展開も視野に入れていますし、その他さまざまなメディアでの展開を視野にいれたものです。では、他のゲームなどの“シリーズ”という定義との違いは何かと言いますと、サージュコンチェルトでは、それと“承認された”すべてのメディアで表現される全事実、全事象は、世界シェル(イオンたちの住む宇宙)のアカシックレコード(全宇宙の記録が詰まった記憶装置)に収まっている正史であると認定されているということなのです。

 すなわち、例えば『シェルノサージュ』で起きているすべてのことは、後に出るかも知れない他ハードのゲームであったり、例えばコミックや小説、そしてドラマCDやアニメなどといった媒体すべてにおいて、相互に関連性があり、1つの世界の同じ時空間の中に存在する“生きた歴史”であるということなのです。(※注:これらの(アニメなどの)メディアミックスは、展開する予定があるものを列挙しているわけではありません。あくまで参考例です)

アカシックレコードという単語がやっと出ました。要するに色即是空というわけです。

――『シェルノサージュ』と『アルトネリコ』シリーズは、世界を共有しているのでしょうか? 何かつながりはあるのでしょうか?

 世界秩序(例えば原子レベルの物理法則であったり、空間上のつながりであったり)は同じです。“想いの力”が比較的科学によって解析しやすい構造になっている世界で、両者ともに“想いの力”と“物理力”を変換可能な世界です。アーシェス側(我々の住む世界)におけるさまざまな事情によって断言はしにくいのですが、シェル宇宙における同空間異座標の存在として位置づけられています。星系として考えるのであれば、太陽とシリウスのような関係でしょうか。

――ラシェーラは、エクサピーコ宇宙に属しているのですか?

 そうですね。エクサピーコ宇宙です。すべての法則が、波動という“力”によって成り立つ世界です。

 一応波動科学という言葉も出ているので、アルトネリコシリーズから大体そのままのつもりで考えて良いみたいです。今作は次元論が絡みますが。

デートスポットは、ねりこさんのくれるROMによって展開される仮想空間ですが、それはイオンの脳内に構築されます。そういった意味では、“夢セカイ”が天然の仮想世界(イオンが過去に体験したことが舞台となる)なのに対し、デートスポットは人工の仮想世界(簡単に言えば記憶の植えつけ)と言えるでしょう。

 そのリアリティは、バーチャルリアリティ的なものであり、例えば皆さんが(ほとんどの場合において)夢を夢と思えず、夢の中で追いかけられて息が上がったり、楽しかったり血の気が引いたりするように、イオンもまた同じくらいリアリティをもって、デートスポットの仮想世界を体験できるのです。

 皆さんの夢の体験との違いは、目が醒めた時(ダイブマシンから解放された時)の記憶の安定度合です。イオンがダイブマシンで向かう世界での記憶は、戻ってきても、現実でおでかけしていたのと同じくらいのリアリティで残ります。それ故に、現実と殆ど違わないものとして捉えられるのです。

 これはかなり重要なポイントです。記憶の修復だけでなく植え付けが(ねりこさんの)技術的に可能であるということです。

――ねりこさんを挟んだイオンとの会話をしてみたいんですが、今後3人で会話することなどありますか?

 最初のうちにも何となく3人で会話しているようないないような……シーンはあったかと思いますが、今後もまたそういった場面が出てくることもあるかもしれません。ただ、なぜか基本ねりこさんは、イオンと我々との3人で話をするのを、あまりヨシとしていないようなところもあったりしますので、今後も基本はイオンが留守の時を狙って訪ねてくることでしょう。

ねりこさんは謎のまま。3人で話すと何かしらの不都合があるんでしょうね。

――ねりこさんがイオンのことを「とうだいもり」と呼ぶ秘密はそのうち明らかになるようですが、今遊べる範囲内にその秘密のヒントはあるのでしょうか?(りょう)

 んー、何でしょうね。本当の意味で、海の傍に住んでいる……わけではないかも知れません

 とうだい=灯台ならば、標識としての灯台という解釈はまあ誰しも少しは感じているところでしょう。

――ねりこさんのスリーサイズを!

 B95/W62/H86 くらいかなぁ。

でかい! でもこれ個人的には実は各女性キャラのスリーサイズが公表された時にちょっと意味を持ってくる数字だと思うのですが、どうでしょう。

――Mr.紅月は今、どうしているのが気になります。

 噂によりますと、今はこちらの世界にはいないようです。シェル(イオンの住む世界)に行ってしまったのでしょうか……? そのうち、いろんな情報を引っ提げて帰ってくるのではないかと思います。

 サーバープログラミングでいそがs。今後の紅月氏の活躍にも期待です。

カノン様もレベル高いです。もちろん、カノン様ともコミュニケーションを取れたら……という思いは痛いほどわかります。しかし、彼女は確かに過去の記憶の中には出てきますが、今何をやっているのかということとなりますと、知っている者は誰もおりません(ねりこも知りませんでした)。それ故に、捜索から行わなければならず、これはなかなかに骨の折れる作業でございます。よって今日のところは、前向きに検討させていただきたいと思う次第でございます。

 そう、ゲーム中の現在でカノン様がなにをしていらっしゃるのかは1つの大きなテーマとなります。

と、若干のコメントでした。

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