やっぱり「普通」は普通じゃなかった

■普通の女子大生がなぜ、Google+で「日本一」になったのか

からの

普通の女子大生は、Google+で「日本一」になんかなっちゃいない。

が面白かったので。

前者の記事を昨日に読んでHUNTER×HUNTERの「感謝の正拳突き1万回」の如き美しさを感じたんですが、その晩布団に入りながらよくよく思い返してみるとこの話美しすぎるなあとか夕焼けの写真でそんなに人集まるかなあとかあの顔写真たぶんフォトショ加工入ってるよなあとか早稲田女子って「普通」じゃないよなあとかに思い至ったあたりで眠ってしまって今日後者を見たら得心がいった。

僕等は信じたはずなんだ。インターネットで幸せになれると。インターネットで人生が手に入ると。インターネットで全てが変わるんだと。でもそんな現実は無かった。インターネットでは何も変わらない。愚か者はより愚かに、必死な人はより必死に、悲しみは悲しみを生み、苦しみは苦しみを生む、悪いものを悪く、良いものを良くする力しかインターネットには無かったんだ。そんな事くらい最初からわかっていたし、今だってわかっている。インターネットを突き進めばザッカーバーグに辿り着くなんてのは間違いだった。でも間違いだってわかっていながら、一瞬は信じたはずなんだ。勘違いしたはずなんだ。見誤ったはずなんだ。誰だってそうだ。岡田だってそうだよ。ゆかたんゆかたんとか持ち上げられて末は博士かザッカーバーグって一瞬は思ったはずなんだ。それをどうして現実にアウトソーシングして消し去ってしまうんだよ。毎回毎回そんななんだよ。

結局のところインターネットは現実の拡張でしかないとそんなことは誰もが分かっているのにそれをわざわざ言われることの憂鬱さと、ネットで感じた体験を現実の表現に置き換えてしまうことの残念さ。個人的にはテクノロジが発展すれば「インターネットで幸せになれる」時代も来るんじゃないかとは思っているんですがこれは長くなるのでまた別の機会に。

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