トライナリーのここまでをクオリア次元論から見た

お久しぶりです。

まずトライナリーのゲームなんですが、7月くらいの時点でようやく一通りの不具合修正が終わり、機能も戦闘のスピードアップやオートバトルなどほぼ標準的なスマホゲー並みになりました。ここからはシステム面でもトライナリーらしさを出していって欲しいところ。
ストーリーは今最初の佳境?になってきているのでリリース直後のバギーな内容にビックリしてやめたかたは今リリースされたと思って戻ってきてください。どーん!

拡張少女系トライナリー|スマホアプリゲーム公式サイト

(公式バナーがないんかい)

ほぼ毎週されているストーリーに対する細かい反応は色んなかたが書いているので、私はまず土屋暁さんの作品に一貫してある「クオリア次元論」から見ると現時点ではどんなことが言えるのかっていうやり方で書いてみます。

一応注意書きですが、アルトネリコシリーズ / シェルノサージュ / アルノサージュ / ゆきねライフロギング!  / トライナリーのネタバレや単語を含みます。それら全部か大体を知っているかた向けです。

書いているうちに納得してきちゃったので長いですがだいぶ短くなりました。

6軸隣の世界

クオリア次元論として見ると、今まで寧ちゃんがいるらしいという以外良くわからなかった6軸隣の世界というのがあらためて出てきたのでおさらいも兼ねてまずは「クオリア次元論における6次元とはなんだった?」というところから始めたいと思います。

まず、各次元の定義については公式のクオリア次元論より

  • 4次元:時間世界
  • 5次元:可能性世界
  • 6次元:集合世界(集合的無意識)
  • 7次元:多元結合世界

とされています。wikiの説明は少し大変なことになっているので別の例も含めておさらいしますかね。

まず可能性世界までは想像しやすいと思います。
右へ曲がるか左へ曲がるかで世界が分岐するというやつです。

例えば古いですが有名な映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」をクオリア次元論で説明しようとすると4軸(時間軸)を自由に移動して(5軸=可能性の操作として)誰かの行動を変え世界に影響を与えるお話と言えます。ゲームでは「シュタインズ・ゲート」もそうです。

クオリア次元論では5次元までが「個の世界」6次元からは「個の集合の世界」とされています。これもwikiにたくさん書いてあるのですが「個=1クオリア=生命1つ1つの精神世界アドレス」です。

要するにクオリア次元論においては5次元までは主体(自分=1クオリア)が取りうる可能性だけで語れる世界で、6次元からはそこに他者の意識も介在した集合としての世界と言えます。

先に上げた2作品の作中でも大体タイムトラベル作品では「時間を遡って何かしたんだけど望んだ結果にはならず翻弄されるシーン」があったと思います。これもクオリア次元論的に言えばある時点で過去の自分や他人が取った行動を変えても(=1クオリア程度の操作を与えても)同じ5次元(操作を与えられた人のその後の全行動)や高次の6次元(他者の行動)によるゆらぎの影響で結果がブレた…というように説明することができるのです。※あくまで無理やり当てはめた場合の話ですよ?

一応シェルノサージュではネロが6軸移動ということをやっています。
それは自分の可能性操作だけではどうしようもならなくなったときに行われました。全クオリアを制御し他者の可能性も操作して世界を望む結果へと形成したわけです。

このあたりの私の捉え方としてはある小説があったとして、その登場人物の1人となって行動するのが5軸操作、作者としてシナリオそのものを書き換えるのが6軸操作のようなものだと思っています。登場人物はシナリオの存在を知りませんから、自身の行動は変えられてもそれがどういう結果になるかあるいは他人がどう行動するか、それがまたどういう結果を生むかがわかりません。しかし一次元上に行ってシナリオの存在を認識できれば、全員の行動というか意思決定そのものを書き換えてしまうことができます。ゆえに結果は思いのままなわけです。

アーヤのお姉さん

TryOSのココロゲートを始めフェノメノン/トライガジェット/クランといったものはサージュコンチェルトの「ジェノメトリクス」や「インターディメンド」を構成する要素を組み合わせれば似たことはできてしまう気がします。ただあれらは元々ここビッグバン宇宙とは別のエクサピーコ宇宙の人たちが主体でやっていたという前提があって、ではあくまでビッグバン宇宙の地球であるトライナリーの世界でそれらの理論を実現したのは誰なんだというのが1つのポイントなんですね。

これは先日の生放送でも紹介されたアーヤのお姉さんの「エリカ」さんが大きく関係していそうです。放送中から引用しますが、

アーヤの姉でココロと量子の専門家であり、フェノメノン研究の第一人者の博士(中略)トライナリーの入隊にも関わっているという噂も。

シェルノサージュの前日譚である「ゆきねライフロギング!」にて結城寧は「ユーキさん」との出会いから次元論と工学に関する知識を獲得し、その後ジェノミライの仕様書を発見し、ゲネロジックマシンをその隠された機能すら理解するレベルで完成させていたことがわかりました。その結果として魂だけラシェーラへ連れ去られることになるわけですがアルノサージュ後の彼女であれば「魂や精神というものの存在」を確かなものとして認識していますし、ビッグバン宇宙においても精神を階層化して表現し他者とつなげる、つまりココロゲートの仕組みは十分に実現可能でしょう。

でも名前が・・・

ただ、みなさんわかってるとは思うのですが名前が違うんですよね。まずエリカでないし、結城寧の妹は「結城綾」です。國政でもなければ綾水でもいない。あとなにより日本国の法律では重婚が禁止されております。いやそれをいったらトライナリー全員と結婚しようとしてるし、したらなんて言われるんでしょう…。

では結城寧がいたのとはまた別の6次元隣接世界の同一存在なんでしょうかね?でもそれだとジェノミライから見たら同じことをした人間が2名以上いることになってしまいます。これはおかしいですね?

では7次元世界群を俯瞰できる8次元的視点に立ってみてエクサピーコ宇宙に良く似た別の7次元隣接世界と、これまたビッグバン宇宙に良く似た7次元隣接世界があるということでしょうか?でもそれだと我々とトライナリー世界との通信は7軸を超えています。それもおかしな話ですね。

まさかアーヤが母親の旧姓とかを名乗っていて綾は愛称で本名は綾水だったとかそういうのですか?エリカはコードネーム。確かに重要人物の本名が表に出ていては良くないしですし「デルター坊」の件もあるのでありそうな気がしてきました。やはり我々はエリカさんに刺される運命なのでしょうか。でもあの姉妹1度は和解してるんですよね。その後でまた仲が悪くなったのでしょうか?あとエリカってアーヤ本人も言っていませんでしたっけ?この辺の関係が今後気になるところですね。

フェノメノンが発生したから研究しているのか研究しているからフェノメノンを人為的に発生させられるのかという問題はあるんですが、情報管理庁が訳を知っていそうなあたりたぶんあっち側の人物です。でなければ共産国へ亡命しないとやっていられないレベルの話です。

結局何をやっているの?

把握していることだけ整理してみます。

  • 我々がなんとかしないとあっちの世界の日本が滅ぶ。
  • 崩壊の鍵はトライナリーのメンバーが握っており彼女たちの行動を変える(つまり5軸操作的なアプローチ)が主な役割。
  • トライナリーのメンバーはある存在と精神的に契約をして今の状況にある。
  • フェノメノンは情報管理庁が人為的に発生させている。だからフェノメノンで世界が滅ぶわけではない?
  • 発生にはエネルギーが必要だが供給元が不明。これはゲネロジックマシンの応用か?
  • つばめは神楽と周辺人物の可能性に関係している。

わからないことだらけですが、19話で千羽鶴は今後「洗脳」という言葉まで使ってトライナリーの選択を操作しようとしています。でもその洗脳の核である時間軸方向への移動とクランの撃破は6軸隣の我々でないと(TryOSでないと)できないと。

また、今の状況の原因となったバタフライエフェクトのくだりからもわかるように、少なくともあちらはこちらの意志自体に作用することはできません。同じ世界の特定条件下においては洗脳ができても、世界を超えて同じことはできないわけです。

だから、悪い言い方をすると場合によっては都合が良いように選択肢を選ばされています。。

この他にもつばめちゃんの脳の手術、神楽ちゃんは世界のしくみについて情報管理庁から知らされていそうな点。彼女が抱えている問題の解決方法がつばめちゃんの殺害にあるのだとしたら、それを知らせる管理庁の狙いとは。そもそも日本崩壊の直接の原因って?それをどうやって知ったの?管理庁vsトライナリーという構図なのか、第三勢力が存在するのか?

などなどこれからが楽しみですね。

2017/08/24追記:

追記はこの1回だけにしようと思いますが、20話で謎のおねえさん(会話ログを見ると NAZO NO ONEISAN…)であるエリカさん、本名:國政領火さんが登場しましたね。アーヤのことは「綾ちゃん」と呼んでいました。

千羽鶴は「とある敵」側だったけど今は敵対しており、そこにエリカさんが介入してきて更に何かが介入してきて憐れつばめちゃんは掃除用具のまま…と相関関係は結構複雑のようです。

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